【立待岬】 互助・共助の力

昨日1/11に北海道新聞の夕刊、道南情報誌”みなみ風”内のリレーコラム”立待岬”に掲載された店主の文章です。

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こども食堂の話をする時に最近する話があります。「自助」「互助・共助」「公助」の話です。自助は「自ら助く」。人として、「自分の責任でやるべきことをする」こと。一方の公助は、いわゆる「行政サービス」。市や道、国等の「公の助け」。この二つだけだと世の中うまく回らず、間に互助・共助という、「互いに共に助け合う」があるとずい分できる事が増えるという話です。

本来は「自助」があって、次に「互助・共助」があり、そこが発展してきて、「公助」が整ったのが歴史的な流れかもしれません。

農村社会が中心だったころは、農業という共同作業があり、そもそも治水や村の年中行事等、村というコミュニティを維持・発展させるためのつながり・助け合いがあったわけで。

それが近代化して、地縁も血縁も薄れてきた中、つながりもなく助け合いもなく。「自己責任」という名の下に、「自助」の範囲が拡大し、無理が生じているのかと。

こども食堂のように、「互助・共助」が自然とできる、ゆるやかなつながり・コミュニティが改めて必要だと感じています。

1・2月と子どもの未来を考えるイベントにパネリストとして参加します。1/20の「広がれ!こども食堂の輪!全国ツアーin道南はこだて」と、2/11「フォーラム「子どもの貧困を考える」in函館」と。どちらも託児サービスあります。よかったら、会場でお会いできたらうれしいです。 (八百屋すず辰店主)
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こども食堂は、作る人、場所を提供してくれる人、食材を提供してくれる人、資金提供してくれる人、情報提供してくれる人、いろいろ声かけてくれる人、温かく見守ってくれる人と、いろんな人の力が合わさってできています。

まさに「互助・共助の力」あってのこども食堂です。

近所の子に昔の感覚で声をかけただけで、不審者と間違われ通報されてしまう昨今。ゆるくつながる困難さと大切さをつくづく思います。

つながってれば助けられますし、いろんな力が合わさると届かなかった目標にも届いたり。

そんなことをつらつら思う今日この頃です。

そういえば先日TVで「お他力さん」って言葉も聞きました。

人の間で生きてこその人間で。個人個人でなく、社会をゆるーく形作るつながりをもう一度と思うのです。

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