「こども食堂」+「こども料理教室」

1/18の道新のみなみ風のコラム欄「立待岬」に、―「こども食堂」がやりたいです。―という文章を載せました(まずは以下をご覧下さい)。

【立待岬】「こども食堂」がやりたいです

「こども食堂」という取組自体は、東京の八百屋さんから始まり、昨年都会を中心に広がりを見せ、ニュース等でも取り上げられていました。

昨年末、「これはやらない」ととの思いが沸き起こり、新年最初のコラムに書いた次第です。雪解けの4-5月スタートをめざし、目下いろんな方に会って、どういう形がよいか思案中です。

「こども食堂」というと、「食べてもらう」が主となりますが、「一緒に料理して一緒に食べる」ことを大事にしたいなと今は思っています。そういう意味では、「こども料理教室」にもなるかなと。

例えばみそ汁。出汁の取り方を覚えれば、あとはみそと冷蔵庫の残り野菜でおいしいみそ汁ができます。お金だけ渡されている子らが出来合いのものばかりを買って食べるのでなく、自分で食材を買って暖かいご飯を作ることができれば、それは「生きる力」です。

そして、働いて帰ってくる親御さんのために、子供たちが作ったみそ汁が待っている。とても力が出ることでしょう。(実際、保育園の先生に話をすると、忙しい親御さんに「できるだけ料理を作ってね」といってもなかなか効果がなかったものが、子供らに簡単な料理を教えたら、すぐに変化が生まれた、という話も。)

「愛情が隠し味」といいますが、料理を誰かのために作る、っていう行為は、ただの技能でなく、心を育むことになり、そしてその誰かが自分の料理で笑顔になる経験は何物にも代えられません。生きるための大きな力になります。

やるとなると、包丁で手を切る、火は危険だ、とリスク面が心配され、場所を借りることが難しかったりするのかもしれません。イベント保険がありますので、最低限の対処と、あと事前にそのリスクを了承いただいた方にお子さんを送り出していただくことになるのかもしれません。

電子レンジと炊飯器をうまく使った調理方法もあるので、火を使わない料理を低学年の子に教えるという手もあるでしょう。

場所は一か所固定か、出張授業のようにいろんなところに出向くのか。いろいろ悩みつつ、形にしてまいります。

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