【立待岬】子どもの居場所あれやこれ

今回が今年最後の担当回です。1月18日の今年最初のコラムで「こども食堂がやりたいです」と書いてから、いろんな方の後押しで、5月に「はこだてこども食堂~つくってたべよ いっしょにたべよ~」がスタート。毎月第3水曜開催で12月15日が今年最後です。

いろんな方々のお声や力添えが本当に力になりました。この場を借りて篤く御礼申し上げます。

子どもたちといっしょに調理し、温かい食卓を囲む場として始めました。地域の大人が子どもの成長を見守る場、子どもたちが安心できる居場所として定着し、大人が子どもにおせっかいを焼ける、そのつながりを育める場になったらいいなと思っています。

最近、お寺のお坊さんとお話しし、お寺は元々地域のコミュニティの中心であり、子どもらにとっての大切な場所にしていきたいとの話をお聞きしました。寺子屋の発祥もお寺で読み書きを習ったのが発祥とも言われますし、現代の寺子屋があちこちで生まれるのも一つだと思います。

ルポライターの鈴木大介氏のウェブ記事の中で、「24時間やっている学童」「ゲーセンみたいな学童」という言葉を見つけました。信頼のおける大人がいる、アットホームな空間。そして自由に遊べる空間。それが夜あったなら、究極の居場所かもしれません。

まずはできることからコツコツと。本業も忘れず頑張ります。

(八百屋すず辰店主)

 

コメントは利用できません。

全国発送を承っています

店主の勝手にセレクトセット