はじめまして主夫な八百屋です。

(すず辰マガジンvol.2 ”主夫な八百屋の子育て日記”の序文)

はじめまして、函館は本通で八百屋すず辰を営む、鈴木辰徳と申します。辰年の41歳、0型、おうし座です。自己紹介がてら、少し小話を。

知人と家族ぐるみでバーベキューを楽しんでいた中、当時小2だった娘におにぎりを握ってあげると、「今はお父さんが子どもの世話をするんだねぇ」と、60代の方にしみじみ言われました。

実は私、八百屋でありますが、家事育児をこなす、主夫でもあります。子どもは女男男の三姉弟、現在10・7・5歳です。

長女が生まれた頃は、東京におり、仕事仕事の毎日。初めての子育てに奮闘し、生後9か月頃からは仕事と育児の両立に苦労する女房を労わる余裕もなく、逆にやっとこ寝かしつけた娘を帰宅時に起こして怒られるのが日常と言った体でした。

そんな私が育児に開眼したのは長男が生まれて半年が過ぎた頃。研究者の女房が1週間の出張で不在に。それまで乳児の長男は女房が、3歳の娘は私の担当でした。いきなり任された乳児。しかも普段は母乳中心だったため、飲みなれないミルクにぐずる息子。見事最初の2・3日は夜泣き続き。人生初めて、「夜泣きで眠れない」というしんどさを思い知りました。

試供品を試しまくった結果、飲んでくれるミルクの銘柄もわかり、女房愛読の育児書(6ページで紹介)を斜め読みし、何とか乗り切った1週間。長男とは戦友として絆が深まった気分でした。

夫が育児休暇を取るならば、お母さんはあえて旅に出る。夫婦の理解が深まると思うのですが、皆さんいかがでしょうか。

32歳から主夫になって早9年。主夫な八百屋と3人の子どもたちの成長日記。楽しんでいただければ幸いです。

          八百屋すず辰 店主 鈴木 辰徳

 

「主夫な八百屋の子育て日記」本編は以下を。
その① その②

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