参議院選挙で思ったこと(平成25年)

参議院選挙が終わりました。投票率は52.61%。過去3番目の低さだ
そうです。過去の推移をみると、90年代以降の落ち込みが異常です。民
主党が政権を取ったときの衆議院投票率は70%近くいったことを考える
と、やはり70%くらいに上がらないと、いわゆる「浮動票(固定の支持
政党を持たない有権者の票)」の威力はでないのでしょうね。あと、新
しい政党が乱立しすぎて票が分散し、組織票に支えられた政党候補者が
通りやすいというのもあります。比例区での自民党の得票率が約35%
(得票数1,800万票)。これが自民党の支持基盤だとすると、投票率52
.61%の35%なので約19%。国民の約2割の人の支持で第1党になれるん
ですね(実際公明党と合わせると2割強)。投票率が70%くらいになると
、投票者が1,500万くらい増えるので、どうとでも結果は変わります。選
挙前の予想報道を聞いて「どうせ結果は変わらないや」と選挙に行かない
と決めてしまった人の3人に1人が投票するだけで何かが変わる。一概に自
民党のすべての政策を否定するわけではありませんが、原発・TPP・憲法
改正等の話を聞くにつけ、自民党に任せ切るのは「怖い」気がします。

ちなみに今回店主が投票した人々(選挙区も比例区も候補者名を書きま
した)は、どちらも落選でした。比例区は「三宅洋平」という人。彼の
「今まで色々なことで反対運動してきた人や野党は、反対意見をぶつけて
終わり。ぶつけるんじゃなく、反対側の人に届く伝え方をしなくちゃなら
ない。意見を伝えて、話しあうという次のステップに進めなくちゃならない
。」という言葉と姿勢に賛同したのですが残念。

「ねじれ解消」とか言ってないで、ちゃんと話合ってほしいものです。

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