おいしいものを作る達人たち

すず辰のお店に並ぶ野菜や果物、加工品を作っている方々をご紹介します。

日本一甘い、明井さんのくりりん南瓜

北海道森町みよい

南瓜の町 北海道森町から。

「森のみやこ南瓜」で有名な森町。駒ケ岳という活火山が降らしてきた火山灰土の畑で、おいしい南瓜が取れるところとして有名です。

JAS有機で30町歩越え。

明井さんはJAS有機で南瓜を30町歩以上作付けます。有機栽培でこの面積は日本一では。品種は「くりりん」。有機質豊富な土壌で育った南瓜は4玉サイズがごろごろ(全体の7-8割)。ほくほくで甘い南瓜です。

海のミネラルと微生物で土づくり

カニガラなどの海産物を利用した堆肥を施用するとともに、生育途中に、海洋深層水を薄めて散布し、生育期間にわたって”海のミネラル”を供給します。木酢液の散布で植物の活力を増強。散布時に使用する地下水は、分子振動活性装置を使用し、葉面吸収されやすいように粒子を細かくしています。散布スケジュールは月の満ち欠けを元に決めています。

土づくりは「微生物づくり」

堆肥も「微生物のえさ」と考えます。土の微生物を含めた生態系が豊かになることで、南瓜の生育が健康に進むと考えます。多様な微生物が生息している、森の土が理想です。

高温キュアリングで熟成

収穫後、南瓜を倉庫で乾燥させ、貯蔵性を上げ、糖化を進めるのが「キュアリング」です。キュアリング専用の独自のハウスで、通常よりも高く温度を上げ、夜温との寒暖さを利用し糖化を進めます。結果、通常より甘い南瓜が完成(糖度20度を越えるものも!)。夜温の下がる盆明け(8/20~9/10)ころがほくほくで甘い、おいしさのピークです。

加工ペーストも好評です。

等級の秀・優・良の「良品」を腐るギリギリまで熟させ、ペーストに加工。小売もできる品質のものを加工するため、最上級の南瓜ペーストができあがります。東京目黒のパティスリーポタジェさんを始め、有名店に販売中。高級スーパーなどでも販売が始まり、南瓜好きの方にはたまらない商品です。スープやコロッケ、ケーキなどのベースに重宝します。離乳食にも。

全国発送を承っています

店主の勝手にセレクトセット