TPPは単なる関税撤廃ではないのです。

「TPPの協定全文が公開された」というので、訳された概要をざっと斜め読みしました。「投資」分野でISDS条項が当たり前のように、差し込まれていました。
http://www.asahi.com/articles/ASHC5528PHC5ULFA01S.html

過去に週刊すず辰でも書きましたが、ただ関税がなくなり、安い輸入品が入ってくるというだけで終わらない話です

TPPについての懸念いろいろ


以下のサイトが詳しいです。気になった方はぜひお読みくださいませ。
http://www.insightnow.jp/article/8521

『ISDS条項というものは先進国と途上国が投資協定を結ぶ際に含まれることが多く、それ自体に問題があるどころか、むしろそれがないと先進国の投資家は安心して途上国に投資できないという必須条項だ。日本も過去に数多く途上国との間で締結してきており、特段何の問題もなかった(だから何の心配もないという向きもあるが、それは締結相手の違いを無視する暴論といえる)。

しかしながら、これが多くの先進国を含む多国間協定であるTPPで適用されると、元々固有の社会・経済制度が確立しているために別の問題を引き起こす。特に国際的辣腕弁護士チームが数多く存在する訴訟大国・米国が絡むと、一挙にややこしくなるのである。』

柔道が「JUDO」になったように、生活全般にかかわるルールが変わることで、日本も日本ではいられない可能性があります。

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