手術は延期することになりそうです。

検査入院の最後の日、検査結果を元にした、執刀医と担当医からのカンファレンス。
結果、手術の延期を提案されました。「経過観察でもええよ」と。
(手術については次のブログを;https://suzutatsu831.com/食べられることに感謝して/
説明聴いた直後は、「えーっ、覚悟決めてたのに延期ですかー!!」って感じでしたが、いろんな方に相談して少し落ち着きました。

もう少し、詳細言いますと、まず腫瘍による耳への障害がほとんどない(左耳が高い音が聞き取りにくいだけ)。
今回のサイズで行くと、平衡感覚にも障害出そうなのに、それがない。かつ、発見につながった痛みも、検査入院の2日間痛み薬を飲まなかったのですが、痛みが出なかったことから、そんなにしつこい痛みではない、との判断からです。

無理して、今リスク(片耳が聞こえなくなる、下手すると顔面神経に傷がつく等)を負って手術するより、経過観察して、時期が来れば(もっと腫瘍が大きくなるなり、薬で痛みがコントロールできなくなるなり、他に障害が出てくるなり)、手術するでいいのではという医師の提案です。(良性で、10数年かけてここまで大きくなったという見立てなので、今後もどのように大きくなっていくのを観察し、その中で打ち手を考えていきます)

あと聴神経鞘腫よりも、髄膜腫である可能性が高くなり、それやと神経を傷つけずに済む可能性が高くなるのも一つの判断材料だったのでしょうか?(髄膜は頭蓋骨の内側を覆っている膜で、その膜が肥大してこぶになったのが髄膜腫です。究極、開いてみないとどちらかはわからないのですが)

最初の激痛時が、主に食事時だったため、「食事と痛み」がセットになってしまい、痛みのトラウマから、食べることを避けていたことを今回自覚しました。正直食べるのがこわくなっていたんだなと。食事の量も回数も減って、1か月半で4㎏位減ってました。

店の常連さんから、「やせたねー」とよく言われましたが、あれは病気のせいというより、単に食べてなかったからです(笑)。薬の副作用でもともと弱い、胃が荒れやすくなっていたのも一因ですが。

当座、薬で痛みを押さえつつ、定期健診で腫瘍の状況をチェックしていく感じになりそうです。

薬の副作用で、胃に来るので、今回薬の種類を変えて様子見ます。
年末年始、特に問題なさそうなら、年明け1/10の健診で正式に手術の延期を決定します。

 

今年は主夫しつつの八百屋に加え、言いだしっぺとしてこども食堂の立ち上げに奔走したのもあり、きっと疲れがたまっていたのも影響したのでしょう。持病持ちとして、あまり無理せず、頭のこぶとうまく付き合っていきたいと思います。

手術は、子どもらの歳考えると、みんなが小学生になってからの方がなにかといいですし。

店の方も、来年5年目に入って、ちょっと勝負できそうな感じになってきた中、術後、三半規管がくるって、頭振るとぐらぐらするとかで、私自身が十分動けないようなら、勝負もくそもないですし。

もうちょっと延ばせるならそれもありかなと今は思っています。

検査入院中は、久々においしく食事ができ。トラウマも和らぎ、ここ数日はモリモリご飯を食べています(笑)。

でも、今回の件で、本当にいろいろ考えました。
「食べること」「いろんな方々に支えられていること」「家族のこと」「いろんなことへの感謝」などなど。ですので、40の節目としてとてもよかったです。

これからのすず辰のテーマは、「愛と感謝」です。

「愛と感謝」を語る八百屋すず辰、今後ともよろしくお願いします。

ご心配いただきありがとうございました。年明けは予定通り、1/7からです!

(余談)説明を聴いた理系女子の女房の反応。
「本来リスクを取る医師が、待ってええよってことは本当に大丈夫なんだろうなと」。まったくもって冷静です(笑)。

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