「アナと雪の女王」を見て

お盆休みに、ディズニー映画の「アナと雪の女王」のDVDをやっとこ借りて家族で見ました。

上映当初、長女が「怖い」、と行きたがらなかったので、話題作の遅ればせながらの観賞となりました。結果、長女「結構面白かった」との言。2泊3日の貸出期間で10回近い観賞とあいなりました。
(改めて今週も「借りたい」との長女の言。ちょうどアメリカ人のご家族をアテンドする機会もあり、車中で先方の子供たちと英語で観賞しました。)

で、そんな話題作を見て、感じたことを少々。

この話、とある王国の姉妹の王女の話です。姉のエルサに雪を操る魔法が生まれつき備わっていること、幼い時のある出来事から、妹のアナは姉が魔法を使えることを忘れ、姉のエルサは魔法を隠し通すため城の一室に籠り、国も他の国との交流を控え、ひっそりと時が過ぎていきます。

で、姉エルサが成人してから、魔法のことが国民にばれ一悶着が起き、話が進んでいくのです。幼いころの事件がきっかけに彼女らの両親である国王・女王は、エルサの魔法を「隠し通す・妹から離す」ことを選択します。でも、他の方法を取っていたら、姉妹の人生も違ったものになっていたかもなぁ、と思ったのです。

「雪の魔法」という、物語世界でも異質とされる性質を持つ娘を、世界と隔離し、時間とともに制御できることを祈って見守ったのでしょうが、魔法を制御するためには、エルサ自身が「魔法」という自分の特異な性質を肯定し、いろいろと力を試し、小さな失敗を繰り返し、そのものと向き合うことが大事だったのではと思ったり。

親の立場になると、ついつい子供の状況を見て、「転ばぬ先の杖」とばかりについ「守ってしまう」ことがありますが、先のことを考えると、実は少々痛い目を見ても本人が経験、葛藤していくことに意味があったりします。

妹のアナがある程度の分別がつく年になったら(9・10歳?)、改めて魔法のことを伝え、家族および信頼のおける部下たちで見守りながら、「魔法のある生活」を送っていれば、、、、。

まぁ、それではお話は盛り上がらないのですが(笑)。

一生懸命、話題の歌を我流で歌う次男(2)の姿を見つつ、思った父なのでした。

コメントは利用できません。

全国発送を承っています

店主の勝手にセレクトセット