先日TVでやっていた、細田守監督のアニメ映画「サマーウォーズ」を録画。子供らに見せるとこれがおおはまり。土日と立て続けに見ていました。
サマーウォーズの公式サイト; http://s-wars.jp/
話は、近未来といいますか、ネット上の仮想現実社会「オズ」で、現実社会で行えるあらゆることができるようになった社会。
公共サービスの手続きや、主な企業のオフィスがあり、いろんなサービスが受けられ、世界中の人らと同時通訳機能で交流が図れるという。
そんなオズのセキュリティが破られ、現実世界にも混乱が起こり…と物語が続いていくのですが、そこで活躍するのが長野は上田市に根を張る、陣内家。家長である90歳を迎える栄おばあちゃんを筆頭に親族(家族)まとまり、その難題に立ち向かうのです。
映画自体は幅広い方に楽しんでいただける内容なので、ぜひ一度ご覧いただきたいのですが、本編の中で栄おばあちゃんおことばとして出てくる言葉にこんなのがあります。
「一番いけないことは お腹がすいていることと 一人でいることだから」
人間 お腹がすいていると力が出ません。
そして、(物理的にも、精神的にも)一人でいると気力がわきません。
昨今、いじめを苦に自殺を選んでしまった若い子のニュースが流れます。
一緒にご飯を食べる人はいたのかな?
悩みを聞いてくれる人はいなかったのかな?
一人じゃないと気づく瞬間はなかったのかな?
と胸が苦しくなります。
大学時代、「皿洗いをすれば定食代がタダ」というお店がありました。
貧乏学生のために店主の方が作ったサービス。
人の情を感じ、かつお腹も満たされるすごいサービスだなぁと今思います。
八百屋であるすず辰でもなんかできないかなぁ、と思います。
楽しくおいしい食卓の大切さを伝えることでしょうか。
うーん、食堂いいなぁ、そのうちやりたいなぁ、と思った店主でした。
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