昨日4/8(金)に北海道新聞の夕刊みなみ風(道南限定)のコラム欄「立待岬」に載った文章です。
『つくってたべよ いっしょにたべよ』
地域の子どもたちと温かい食卓を囲む場として、「こども食堂」を立ち上げようと1月より動いてきましたが、方向性が見えてきました。保健所に相談に伺い、町会館では営業許可が取れず、子ども会に限定した取り組みとするか、料理教室の延長のような形をとるかの2つの選択肢があることがわかりました。
せっかくなので「楽しく食べるを学ぶ料理教室(のようなもの)」として、「つくってたべよ いっしょにたべよ」をコンセプトに子どもたちが自ら料理を作るすべを自然と学べる場を作りたいなと今考えています。
いきなり全部の料理を一緒に作るのは難しいので、たとえば一品だけは子どもたちと一緒に作る(おにぎりとか)。授業形式でなく、家庭のように一緒に作る形を大切に。テーブルを拭く、食器の準備など年齢でできることからやっていけたらと思います。
根っこの目的は「地域の子どもたちの居場所をつくる」です。子どもたちとの関係ができれば、もし困った子がいればいくらでもおせっかいをやくことができます。食を通じて、地域の大人と子どもが自然と関われる場を作れたらと思っています。
今足りないのは、子供用のエプロンに包丁。そして食材では肉・魚。お魚を寄付いただける釣り人の方募集です。やりながら試行錯誤しつつしっかり続けていきます。応援下さい。
(八百屋すず辰店主)
コラムを読んだ方から、早速エプロンのご寄付のお電話がありました。ありがとうございます。
皆様の応援を励みに、4月テスト、5月スタートを目指し、細かなところを詰めながら準備を進めます。
「こども食堂」でなくて、「料理教室(のようなもの)」なの?、と疑問に思われた方は以下の文章を読んでいただけるとうれしいです。
『食堂でもなく、料理教室でもなく、「こども食堂」なんです。』
ちなみに「はこだてこども食堂 ~つくってたべよ いっしょにたべよ~」といった名称で行きたいなと思っています。
まだスタッフの皆さんには了承もらっていませんが(汗)。
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