
【週刊すず辰341号より抜粋】
5/20(月)、ご縁あって、花園大谷幼稚園と函館大谷幼稚園の年少から年長の園児さんたちに“やさい”の話をしてきました。
まずは“花園”。
広いホールに列になってやってくる園児たち。年少さんはなんか懐かしいサイズ感でほっこり。
スタート前に、「野菜って好き?」とか、「好きな野菜はなーに?」と軽くやりとり。
全体であいさつすると、身体に響き渡る子どもらの声。
パワーが違います!!
「八百屋って何をする仕事か知ってるかな?」と聞くと、『やさいうるひと!』『やさいやさん!!』との声が。
トマトを二つ手に取り、「これは何かな~?」『トマト―!!』。
「実はこのトマト、一つは北海道で採れたトマトで、もう一つは道外のトマトです。どっちが北海道のトマトでしょうか?」
まじまじと目を輝かせ、二つのトマトを見比べる子どもたち。
『こっち!』と自分が思うトマトを指さす。
「じゃあ、右のトマトが北海道だと思う人!」。次々に手が上がります
――「正解はこっち!」と言うと、全身で喜ぶ子やがっかりする子たち。
「なんで北海道だと思ったの?」と聞くと、『色が赤いから!』とか、『なんとなく』とか、返事のそれぞれ。
「トマトは話すことができません。八百屋の仕事は野菜を売るだけでなく、野菜の代りに、そのトマトがどこで採れて、どうやったらおいしいのかを話すのも仕事です」と説明しました。
次なるは持って行った、10数種の野菜を、北海道産かどうか当てるゲーム!
野菜の役割として、「①身体に元気(エネルギー)をくれる」のと、「②病気にならないようにしてくる」の2つがあるよ、って話や。
ガンガン成長している子どもたちは大人より①の野菜(じゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、とうもろこしなど甘い野菜)が好きだよねー、って話とか。
とにかく反応がエネルギッシュで、逆にこっちが元気をもらいました。
子どもらにとって、野菜に興味を持つきっかけになったならうれしい限りです。
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