それでもわたしは桜の木を植える

GW、店のすぐ裏の五稜郭公園にも見事に桜が咲きました(正確には店が公園の裏) 。
(函館での桜の開花は例年GWあたりです)

5/3、息子2人と公園を散策。快晴の空の下、満開の桜を楽しみました。

 

翌5/4今金町に行く道すがら、所々に植えられている桜が目に留まりました。

道の両脇に 綺麗に植えられ、ちょっとした桜並木と なっているところも。そんな桜を見ながら、誰がこの桜を植えようと思ったんだろうという問いが頭にふと浮かびました。

 

苗木を植えてすぐに鑑賞に堪える花がつくわけもなく、誰かが今の状況を考え、植えようと思い、実行しなければ春のすばらしい情景はないわけで。植えた後も、見事な枝ぶりに育つよう、人が管理して来たからこそ、今があり。長い年月をかけて、人々の想いがつながって今この目の前の情景があるんだなぁ、ってことにしみじみと感じ入った次第です。

目先の結果でなく、何十年も先の幸せを願っての行為は、人が子や孫を思って為す行為の数々にもつながるかもしれません。

 

八百屋として、次世代に何を渡せるか。

佳い食生活?(運動も大切です)
食材を産みだす生産者の方々とのつながり?
よく食べ よく遊び よく生きること、を伝える八百屋?、
と考えはまとまらぬまま、たくさんのきれいな桜を見ながらつらつら思った休日でした。

 

それでも私は桜の木を植える、そんな精神の美しさ・力強さを思いつつ。

コメントは利用できません。

全国発送を承っています

店主の勝手にセレクトセット