
約1か月の休業でご迷惑おかけしました。体調は万全ではありませんが、仕事がリハビリと思ってぼちぼちやって参ります。
ざっと術後の状況ををあげますと、
腫瘍 ほぼ除去
左顔面 感覚神経 維持
左顔面 運動神経 維持→マヒあり→3ヶ月から半年で戻る予定
左聴覚 失う (想定内 右耳が頑張っています)
左平衡感覚 維持 (くらくら来ずに助かりました)
三叉神経痛 たまに少し痛む→時間とともに落ち着く予定
というわけで、左耳が聞こえなくなりました。対面してお話しする時は良いのですが、左後方から話しかけられた時に反応が鈍くなる場合がありますので、ご容赦ください。
顔面も、左側が動きが悪く、淡々と話をしている分にはわかりづらいのですが、思わず笑うと、右の顔だけ表情が出て、左が能面になってしまいます。ぱっと見、コワい印象を与えてしまうかもしれません。3か月から半年で元に戻るという医師の見立てなのでこちらも少々ご容赦ください。
身体の方は、やはり疲れやすいです。
感覚としては、脳みそが身体の操縦が下手になった感じでして、退院後すぐで言うと、地面の細かな凹凸に対し、身体のバランスを取るのが下手だったり、少し強い風で簡単にふらついたり。
今まで無意識にやっていた身体の動作を、いちいち意識してコントロールしている感じで。病院内と、外の世界では目に入ってくる情報量が桁違いですし、細かな身体の制御が必要で、脳みそがその処理に手いっぱいになると言いますか(随分ましになってきましたが)。
自動車の教習所に通っている人が、仮免許でいきなり路上に出て、面食らってうまく運転できないのとちょっと似ているかもしれません。
正確に言うと、身体が疲れるのでなく、脳が疲れるんですね。
まぁ、反復練習で改めて脳に身体の操縦方法に慣れてもらうしかないかなぉーと思いますので、当座、仕事がリハビリです。
ただ少々動きが緩慢なときがあるかもしれませんが、そこらへんは温かい目で見守っていただけますと幸いです。
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