
1/17-18は函館蔦屋書店さんの「はこだてマルシェ:おいしい食卓。」というイベントで販売をしてきました。
初日の目玉は、今話題の『葱ドレッシング』。「マツコの知らない世界」のドレッシングの回にて紹介されたのですが、「TVを見た」、という方もいて、試食を出すとどんどん売れていきました。地力のある商品の魅力がちゃんと伝わると見事に買っていただけることを実感。
その一方で、いつもはほっといてもぼちぼち売れる、粒マスタードが全然売れず(股下くらいの高さの台に平積みしていました)。なんとな~く上に置こうと思い、お客さんの目線と同じ高さに移動すると、いつものように興味を持つ方が現れ、1個・2個と売れていきました。
この違いはなんだろうかと思ってみると、『見え方の違い』でした。最初は高さ70㎝位のところだったので、お客さんは見下ろす感じになり、真っ白い上蓋が見えるだけ。見事にあじもそっけもありません。
ところが目線の高さに持ってくると、粒々のマスタードと真ん中の白い帯にセンスの良い赤いロゴマークが現れ、何とも言えず「上質な食べ物」であることがそこはかとなくにじみ出ているではないですか。商品にも「顔」があるんだなとつくづく感じ入りました。
そんなわけで、お客様の視線(大人の女性客の方の身長:150㎝半ばくらい)を目安に、他の商品も見え方を再確認。結果、卵、レモン、王様しいたけ、聖護院だいこんなどが急に売れるようになりました。「ちゃんとその商品の良さが伝わるよう、お客さんの目に入るように、そしてどの面をどのような角度で見せるか」が大切だなとつくづく実感。
また、お勧めのものは1列ずつでなく、2-3列と広げて販売するように心がけました。小売用語でも「フェイスを広く取る」とか言いますが、商品の「顔」、大事です。小売経験が少ない店主。まだまだ修行が必要です。
店だとこんな感じです。写真の傾きは直しておきます。
そういえば「一度行ってみたかったけど、店の場所がわからない」って方が結構おられました。すず辰の店の「顔」をちゃんとみていただけるよう、店の場所の周知が喫緊の課題のようです。さて、どうしましょうか。
店への行き方はブログ上に専用ページがあります(今回少し修正しました)
誘導の看板を電柱に着ける(いくらかかるのでしょうか)
店の道路挟んだ向かいのお得意さんの家に看板を置かせてもらう
(大きな矢印で「⇒すず辰」とか)
ショップカードを常連さんに配り、一度勧めたご友人に配っていただく
… 試行錯誤します。
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