チームは生き物

 先日2/16のこども食堂で、チームのことを考えました。

 ボランティアスタッフのうち、主要メンバーが1人欠席。これは、予定通りだったのですが、ここで1人が仕事で急遽休み、そしてさらに1人が仕事で遅れてしまったのです。事前連絡ないものの、来てくれるかなーっと思っていた人も2人ほど欠席。スタッフの人数が足らず、連携が取れない部分が多発したのです。

 結果的に上記3人の人がこれまで全体を観て動く役割を担っていた人でした。2人はそれぞれ持ち場があるものの、この2人がやり取りして全体のバランス観て、人の配分や、子どもらにやってもらうことを割り振っていく。そして、もう一人の人は、遊軍的に手薄なところを埋めていくような役割を。

 つなぎの3人がいないため、ここ3~4回は私が全体を仕切らずとも回っていた現場が混乱。メイン調理の厨房と、子どもらと調理する組と、受付とそれぞれで余裕がなく、結果連携が取れず、バタバタしてしまいました。

 気になって、店を無人にしてちょこちょこ会場である店隣りの町会館に顔を出し微修正するも、間の状況のわからないままの片手間の仕切りでは収拾つかず。最後、遅れていたNさんが参戦、調理も終盤に差し掛かり、チームの底力でなんとか「いただきます」の時間に収まりましたが、つくづくチームって生き物なんだなぁ、と昨日は思いました。

 専門職として自分の持ち場を守る人たちも大切ですが、チーム全体を動かす「つなぎ」の人らがいないとチームはうまく動かないのだぁと。

 一人が全体を見て仕切る(立ち上げ当初私がそうしていました:店放置で(笑))もありですが、その後2(+1)人で全体のバランスとって指揮してたのが、そのつなぎ役の人らがいないとうまく機能せず。指揮者のいないオーケストラのよう。

 そもそも普段よりスタッフの人数が少なかった(余裕がなかった)のも要因で。あそこで、人数に余裕があれば、全体を見られる人を専門職から引っぺがすという手もありました。

 スタッフの適正人数と役割分担を改めて考えた2月のこども食堂でした。

 もろもろ反省の店主です。これを次回に活かします。

 上記のこども食堂の混乱に輪をかけたのが、私のいらぬこだわりでした。

 2月はカレーライスだったのですが、Nハーベストさんから本格的なカレー粉を寄付いただけるとのことで、よっしゃーと使用することにしたのですが、市販のルーとカレー粉は似てあてなるもの。スパイスだけでは味に深みが出ず、味見すると子どもたちには辛い辛い。

 経験のあるスタッフさんたちに言われ、店にあるものをどんどん持ち込みました!
 牛乳、バターと小麦粉、はちみつ、トマトケチャップ、果てはりんご(チョコの持ち込みも)。

 「りんごとはちみつ!」ってCMはダテでなかったのですね!!、と40にして思い知った店主なのです。

 次回は「ルー+カレー粉」で(笑)
 カレーのルーは偉大です。

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