八百屋のその先…

気が早いですが、そもそも「八百屋」としても一人前になりきれておりませんが、気になる記事を目にしてしまったので、将来的な展望として書いてみます。

八百屋は小売業です。青果物を仕入れて販売するのが仕事です。
おいしく新鮮な青果物を目利きし販売するが基本です。

すず辰としては、その目利きに、「腕の確かな農家さん」という視点を持ってきて、「おいしい青果物」を仕入れるように注力しています。その一方で、調味料等の加工品が一般の八百屋さんより多いと思います。多いというか、あまり地元で置いてないような、でも明らかに美味しい加工品と言いますか。

「日々の料理が楽しくなる八百屋」を標榜していますので、「料理」を楽しくさせるという意味では、加工品の仕入基準は百貨店さんにも負けないつもりです。

さて、昔ながらの八百屋さんが結構やっているのが、野菜の一次加工です。漬物だったり、ゆでとうもろこしや筍の水煮、焼き芋など。ここらへんを発展させて、「惣菜」を扱う店になりたいなと思っています。

これは料理の提案という意味も持ちますし、鮮度の良いうちに惣菜の材料に使用することで野菜を鮮度よく回転させていくことにもつながります。家庭料理の延長でほっこり温かいお惣菜を販売したいなぁ、というのが、2~3年で実現したい、直近の野望です。

そして、その先。家庭の事情で夜ご両親と一緒に食事ができない子供らの「食堂」になれたらな、と思っています。

これは東京時代に、共働きの女性の友人から、「子供に安心して食べさせられる外食店がない!」って言われたのがきっかけです。なんなら、「寺子屋」のように勉強も見ながら、温かい料理も食べてもらう。地域の子供らの成長を見守る「食の拠点」になれたらなぁ、と。

まぁ、我が子の育児が先なので15年後くらいの野望になりますが。

そんなことを妄想しつつ、まずは八百屋としてがっちり皆様に喜んでいただけるよう、日々頑張ってまいります!

ちなみに気になった記事はこちら↓
http://digital.asahi.com/articles/ASH1H4F21H1HUTFL00C.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH1H4F21H1HUTFL00C

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