
11/5に子どもたちとやったみそ作りをレポートします。
広報担当の荒木さんがお休みだったので、現場のNさん、Kさん(確認取ってないので頭文字で)から聞いた話を代表の鈴木がまとめました。
明日が楽しみ(鈴木)。
11/5当日。午前10時に仕込みに一部のスタッフが集合。
最初に鍋で豆を煮るのですが、泡のようなアクが大量に出てくるので、なくなるまでアク取りします。
煮る時間は早いのですが、圧力が抜けるまで、10分~15分の待ち時間あります。
鍋にいっぱい入れられないので、何回も、煮ないとならなかったようです。おつかれさまでした。
スタッフでお昼を一緒に食べて、午後からの子どもたちを待ちます。スタンバイOK!(N)
集まったのは、こどもが15人ほどと、スタッフや親御さん含めておとなが16人。
風邪がはやり始めているのか、急きょ不参加になった子どもが数人いました。
指導してくれたのは、八雲町でみそやしょうゆを作っている服部醸造株式会社の専務取締役・服部由美子さんです。
服部さんは挨拶で、みその消費量が減っているが、健康によいのでもっと食べてほしいと話してくれました。
みそづくりは、まず大豆をすりつぶすところからスタート。
大豆は、指でつぶせるくらいのちょうどよい固さにゆでてくれていました。
大豆は、すり鉢でつぶすのは時間がかかるため、同時並行でフードプロセッサーも使用。
すり鉢1杯をする間に残りの大豆はすべてフードプロセッサーでペーストになりました。
大豆のゆで汁を加えてやわらかくしながらながら、豆をつぶしていきます。
「(家では)すり鉢は使ったことがなかったけれど、こども食堂でゴマをするのに使ったことがある」という子もいました。
最初は杵のように上下に振りおろし、豆をたたきつぶすようにしていた子どもたち。
「疲れた」といっては次々に交代していて、フードプロセッサーの方が人気のようでした。
手首を使ってすりつぶすようにしたらいいのでは、と教えてあげると、要領を得たようで、ペースト状になり始めました。
塩と麹をよく混ぜたものを、大豆ペーストを入れた袋に加えて、よく混ぜこみます。
子どもたちはみんなで手をのばして袋を一緒にもみました。おいしくなりそうでした。
混ざったら、ボール状に丸めて、樽に投げ込みます。
服部さんの説明で、「野球のボールのように」とありましたが、何倍もの大きなボールにする子もいれば、ひとつまみのような小さなボールにする子もいて、個性が出ていました。
この作業が1番楽しかったようで、みそのタネ(?)はあっという間になくなりました。
袋についた最後のタネを、手で一生懸命こそげとって小さなボールにして投げる子もいました。
「どんな味がするのか?」と言って、味見をした子どももいたようですが、残念、感想を聞きそびれました。
しょっぱかったかな?
樽の周りには新聞をひいていましたが、案の定、床はつぶれた大豆が散乱。
これもみんなが元気よく投げた証ですね。
この樽を、服部醸造さんの蔵菌が住みついている蔵で保管してもらいます。
春には、はこだてこども食堂のみそが完成です。
どんな味わいになるのか、個人的には子どもたちと指ですくってなめてみたいです。(K)
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