
3年ほど前、知り合いのお母さんから、「3人の育児のコツは?」と聞かれ、ちょっと考えてみました。
当時は長女6歳7か月・長男3歳8か月・次男1歳11か月の構成。
いわゆる一姫二太郎三太郎ってことで、長女が結構手伝ってくれました。
3人というとすごそうですが、昼間は保育園ですし、0歳児のいるお母さんや、3歳と1歳の兄弟を見ているというお母さんの方が大変だよなぁ、と思ったりします。
さて、まず思い浮かんだのは子供らへの愛情のかけ方。
3人もいますと完全に平等というわけにはいきませんが、誰かにかたよると愛情不足からすねたりかんしゃくを起こしたりするかなと。
で、単純ですが、事あるごとに抱きしめるようにしています。
我が家では「大好きしよ」って子供に言いながら両手を広げると、子供が飛び込んできます。
怒ったあとなんかにもぎゅーっと抱きしめて愛情確認。
単純ですが大事です。
あと叱るときの技として面白いなと最近実践しているのが、お尻を叩くとき「この宝物め」って言う方法です。
どこかの地方での風習らしいのですが、素敵やなと。次男なんてわざと悪さして、お尻叩かれて喜んでます。
そして、子供一人一人が違うってこと。
姉弟3人見ていてつくづく思いますが、全然違うなと。
保育園で他の子たちを見てても見事に0歳から性格が違います。
あと成長の程度もそれぞれなので、余り比べてもしょうがないかなと。
みんな気づけば歩いてますし、話しますし、トイレも行きますし。字も読めるようになりますし。子供ってすごい成長力です。
あと子育てが終わったお客さんたちによく言われるのが、「大変だろうけど今が一番楽しい時期よ」、って言葉。
小学校前は手がかかりますが、逆に思う存分子どものかわいさを楽しめる時期でもあるわけで。
小学校に上がると親の手を離れていき、抱っこもさせてくれなくなるってことで。
子育ての終わった先輩方に「子育てのコツは?」って聞いてみたら、「もう少し余裕を持って子供の成長を見られたらよかったわ。あのときは精一杯だったから」。
みなさん初体験の中、ドタバタと日常を送りつつ、子供とともに親も成長するんですよね、きっと。
親自身が心の余裕を持つため、知り合いに「ぼやく」のも大切なコツかもしれません。