【356】山の会さんツアー。

週刊すず辰356号より抜粋】

9/5は臨時でお店をお休みいただきまして、せたな町の“山の会”のメンバーの皆さんの農場を全国の青果仲卸の社長さんらと回らせていただきました。(地元の仲卸カネキ中川青果の中川社長の主催です)

まずは、山の会の広報部長、シゼントトモニイキルコトのソガイさんの畑から。

耕さず、雑草の力も借りての自然栽培。こぼれタネが思わぬところから芽吹き育っている野菜も。こぼれだねタネから育った野菜の方が活きが良く味もよいとか。久々に畑でつまみ食いしたピーマンは瑞々しく香りよくやさしい甘さもあり、やはりおいしく。制限時間があり駆け足だったので次回じっくりお邪魔したいと後ろ髪引かれつつ次へ。

ランチは、山の会の盟友、フレンチレストラン“クリマ”の関川シェフがわざわざせたな町まで特別メニューを作りに来てくれました。何ともぜいたくなひととき。

食後最初は、すず辰でも定番のよしもりまきばさん。ミニトマトの畑もこれまた不耕起で。しかし耕さずできた7年目、原因不明の収量減から、最近は1年おきに軽く耕すようにしたとか。耕さないほうがでも食味はいいらしく、土の中の微生物たちがどう作用しているのか気になるところです。

次なるは山の会リーダーの富樫さんの大豆畑。フレミングの左手の法則を活かし、「地球の回転軸に対し直角
に立てた髙畝で…」との説明に地球の力を感じたり。

4番手は映画「そらのレストラン」で主人公の大泉さンのモデルになった村上農場さん。日本海の見える
高台にある農場で草を食む牛たちの姿はなんとも健康的で、素晴らしい景色でした。

最後は福永さんのファームブレッスドウインド。黒豚のびのびと放牧され育っていました。力強い母豚が
子豚を従え、悠然と。

どの農家さんもオンリーワンな独自のスタイルを築いていて、根っこの確たる想いに、刺激を受けたせたな
ツアーでした。

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