
(開店前に作成した「開店計画書」に書いていた「店のコンセプト」です。初心忘るべからず、ということでご紹介します。)
「八百屋のやっている食のセレクトショップ」がテーマ。
魅力的な名人の農家さんが作る野菜・果物、また食を彩る調味料を始めとした加工品を陳列。
価格帯はスーパーと百貨店の間。「スーパーよりちょっと高いけど、おいしいものがあって、なんか行くと楽しくなっちゃうのよね」というお客さんの声がなによりうれしい。
食べてみれば実は(このおいしさなら)この価格は安いと思ってもらえる商品(野菜・果物)と価格帯がお店の胆。
「料理好きで食べるの大好きな人が集う八百屋、函館一番店」を目指す。
生産者は店主自ら(もしくは信頼している目利き)が選んだ、職人肌の篤農家の方々。
本当においしいものを生み出すその職人技、こだわりを物語としてお客さんに対面で伝え、さらに「週刊すず辰」という形式で毎週チラシを作成。
「価格」ではなく「商品の裏の物語」「お店の考える豊かな生活」を『伝えること』を重視し、お客さんとの関係作りを行う。
加工品は、農家さんが自ら手掛けた「素朴ながらおいしいもの」や、料理をグレードアップさせる本格派の調味料、飲料、お菓子など。
食べもの好きな人々を、思わずニンマリさせ、「おいしさという感動」で幸せにするような、そんな加工品たち。
野菜・果物と一緒に、「食べるを楽しむ」ための日々のアイテムとして品揃えを充実させていく。
お店のしつらえは「お金をかけずセンス良く」。
小粋なのれんもかけてみたり、オリジナルの前掛けも。
伝統的な「和」の心意気を持ちつつ、ワイン箱を利用し、ジャズをかけ、ヨーロッパのマルシェのような「洋」の雰囲気もまとう。
港町函館ならではの和洋折衷、大正モダンな?内外装へ。ずれてるようでしゃれている、そんな空間を目指して。
加工食品と一緒に、料理本も並べたり、真ん中の平台には、その時どきの目玉をドドンと陳列。
季節のイベント毎にテーマを持たせ、「花見」「バーベキュ」「納涼」などなど。
これぞすず辰の発信基地。
「食通が通う函館の名物八百屋」をまずは目指す。
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