8/10のPeepsHakodate（ピープス函館）への記事掲載のおかげか、はたまた地道な営業が実を結んできたのか、最近妊婦さんの来店が増えています。多いときは日に１人はご来店。新しい命を宿す妊婦さんに対すると、食べ物を商う身として改めて気が引き締まる思いです。

子供を妊娠すると、「食べもの」を意識する方が結構多い気がします。自らが食べたものが、お腹のわが子の栄養として、いろいろと影響を与えることを心身共に感じ取るからでしょうか。

我が家では長女が生まれる時、助産院での出産を予定していました。そこで受けた食事の講習でなんとなく覚えていること。身体を温める食事を心がけること、そのための食材として「ま・ご・は・や・さ・し・い」が大事だと言われました。「ま」は豆、「ご」は胡麻、「は（わ）」はわかめ（海藻）、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけ（きのこ類）、「い」はいも（じゃがいも、さつまいも、里芋など）。そして、『素材の味を活かすこと』、そのために、出汁を効かせて薄味に、さらに旬の野菜を摂る。何より、バランスが大事で、いいものでも偏らず、一汁三菜を目指すとか。でも、あまり固く考えすぎず、時に手抜きも大事。旬の食材をゆでる・蒸す・煮る・焼く・炒めると簡単調理（揚げるは少し控えめに）でおいしく食べる。といったところでしょうか。

平飼のたまごを店で売っていますが、これを食べた時結構衝撃でした。黄身の味が違う！、って。南瓜、真昆布、国産小麦、魚かすなど自然のものを食べ、のびのび運動。ストレスフリーで健康体。結果、美味しい卵を産むわけです。

人もきっと同じですね。「おいしい食事と適度な運動で元気な子」。妊婦割引を検討してみたくなりました。赤ちゃんを産むお母さんを応援するお店でありたいなと思う店主なのです。

【妊婦の方へ】
３児の家事育児を行う父なので、結構いろいろ相談に乗れますよ。あと先輩お母さんも多数来店されています（笑）。