
【週刊すず辰358号から抜粋)
一度自転車をあきらめていた次男(7)。とある理由から、乗れるようになる!と決意。
初日は長男(9)が見てやったらしく、さてどんなもんかと見てやると、いろいろ粗が見えてしまうもので…ほめて伸ばすでなく、ついついあーだこーだと突っ込んでしまう父。
「最初の右足をもっとしっかり強く踏めばいいんだよ」
「前見る前!」
「手をそんなに動かさない」
「どこが痛いんさ―」
「もっと強く漕いでみ。ゆっくり漕いだ方がスピードでないからバランスとるの難しいんやでー」
などなど。
先々を考え少し大きめのサイズの自転車を買ったのですが、サドルをギリギリまで下げるものの、少し高いのか、ただ漕ぐだけでお尻が痛いらしく、「イタッ!」といってはいいところで漕ぐのを止めてしまう次男(サドルがお尻に食い込むのと、サドル自体がまだ固いのと)。
最初、右足から漕ぎ出し左を漕ぐ段で止まっていたのが、気づけば5回くらい続けて漕げるところまでに!(8回試して1回できるくらいですが)
次男なりになんかできるようになっている実感あるのか、夜になり、「また(自転車)のる!」と言い出し。父と姉弟で見守ることに。
昼間のことを反省し、私と長男は黙っていたものの、はじめてみる姉(12)はやさしくコーチング。
「そうそう、うまいうまい」「バランスのとり方がわかった方がいいから、少し支えてみようか」と、毎度なんとも教え方がうまいな、と再確認するものの、それもいやがる次男。
「自分でやるから、だまってて。あと手も出さないで!」と。
そうこうするうちに、するするするーっと10回くらい漕げまして。
「そうそう、その調子!」と。そして、家の近所をぐるーっと300mほど回ってみれば、あら不思議ふらふらしながらなんか漕げるようになっちゃいました。
どんどん結果が出るのが楽しいのか、それから5周ほど街灯の下、嬉々と漕いでました。
「すこーしだけスピード出してみ」とやさしくささやくように言ってみると、これまたスピードアップ。疾走感も楽しかったようです。
翌日雨の中「やりたい!」と言い出したり、今朝は目覚ましかけて「早起きしてやる!」と言い出し、今アラームの音が下で鳴っています。
おっ、起き出しました。やるのかなぁ? ちょっと付き合ってきますね。
(起きたのは長男でした。「自転車…」と耳元でささやくとさくっと起きた次男ですw)
※冒頭の写真はおそらく2-3歳のころの次男。大きくなりました。
この記事へのコメントはありません。