
昨日、「ベジフルはこだて」という、野菜大好きな人間たち
のコミュニティによる産地ツアーにて、福田農園さんを訪問。久々に
「王様しいたけ」のおいしさの秘密を生で聞いてきました。
(仲良くなりすぎると改めて聞く機会が少なくなるもので)
菌床に使うミズナラチップのカットのこだわり、年間15度をキープ
する横津岳の地下水、「殺菌」でなくしいたけのごはんを炊く
ため、温度・湿度・圧力を細かく管理できる「釜炊き」工程
(社長と会長のみの秘伝)、春夏秋をきのこに感じさせるための
、その時期ごとの温度・湿度の設定、1日の中での環境管理など
など。すべて肉厚で旨みの乗ったおいしいしいたけを作るのに、
「納得!」の話でした。高齢化社会を見据え、お肉に変わる「健康
フード」をと、「肉厚の大きいしいたけ」をめざし試行錯誤してき
た結果です。大きくなるための環境は、しいたけが自然界でのび
のび成長する姿と繋がり、結果おいしさもついてきた。大きすぎて
、市場では「格外」扱いで値段が取れなかったものが、今ではミシュラン
で星を獲得したシェフが喜んで持っていく ブランドきのこに。函館
では、丸井今井さん とマルシェすず辰だけでの小売です。この機
会にぜひ実食下さい!!
ちなみに、天ぷらが一番ですが、焼いて醤油をたらすだけでも
とにかくおいしい。バタ ーでソテーして、塩コショウというのも
簡単 でおいしいです。少々焦がすと香りが増すの でぜひ。あと
せっかくなので、肉厚さがわか るようにカットしましょう。
「菌床」と侮るなかれ、一食の価値ありです。
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