「褒められたい夫」の皆さまへ。(自戒も込めつつ。)

先日、「褒められたい夫」について、男女の視点から議論する、といった番組がありました。

運動会の父兄競技でせっかく活躍しても奥さんに褒めてもらえずがっかりする夫。

妻が用事で出かけたので3時間ほど子供と格闘して結構大変だったけど、奥さんからはお疲れ様の一言もなかった夫など。

店主も夫なので、わかるなぁと思いつつ、主夫でもあるので、奥様側の主張もよく分かり思わず笑ってしまいました。

どの事例に対しても、コメンテーターで出ていたタレントの千秋さんが「だって夫は一瞬だけ頑張っているだけじゃん。奥さんはいつもやってるし。」とことごとくダメだし。

運動会であれば、奥さんは朝早くから起きて、弁当の準備をし、全部の段取りをして応援に臨んでいる。

旦那さんはその奥さんの頑張りにねぎらいもなく、自分が競技で頑張ったのをほめてほしいなんて虫がいいとのコメント。

子供を相手にする苦労も、ただ大変だった、でなく、いつも妻はこんなに大変なんだ、と相手のことに思いを致し、「いやー大変だったよ。」の後に、「君の苦労が少しわかったよ。いつもありがとう。」と言葉を続けば奥さんの態度も違ったかもしれません。

夫にすれば、自分は普段仕事を頑張っている!、って思いがあるのでしょうが。

なかなかどうして、夫婦の擦れ違いは続きます。

かく言う店主も、第一子である長女が生まれたころは、仕事仕事の毎日。

初めての子育てに奮闘し、かつ生後9か月頃からは仕事と育児の両立に苦労する女房を労わる余裕もなく、逆にやっとこ寝かせた長女を帰宅時に起こして怒られるのが日常と言った体でした。

「褒められたい夫」の皆さま。

まずは奥様へ「いつもありがとう」の一言と肩もみなぞしてはいかがでしょうか。

愛が伝わると結構愛は返ってくるものです。

そして心の広い女性の皆さま。

不器用な夫の愛をどうか受け止めてくださいませ。

【追記】 付き合った当初の大ゲンカで店主が当時の彼女(今女房)に言われた言葉。
「幸せなら手をたたけ、って歌があるでしょ。」

表現してみると予想以上にうまくいくってことがあったりします。

人気のTV番組「モニタリング」で、GAIGOさんが飲み屋で酔っ払っている世のお父さん方に、奥さんに電話させて「俺のことどう思っている?」と聞かせ、奥さんの反応を見る企画があります。何十年ぶりの言葉での愛の確認。誰でもうれしいものです。

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