『1kmの冒険』?

散歩

連休の3日目。

前夜、一緒に寝ていた子供らに布団をけっぽられ、寒さで少し風邪気味になった店主。

午前中布団に包まって寝た後、少し元気になったので子供らを連れて近所を散歩。薬局に寄って風邪薬を買い、そのまま娘の通う小学校へ。

そこから歩くこと約1km。海沿いのバス停まで散策しました。

このバス停、娘の通うスイミングスクールのバスがやってくる場所なのです。

今週から、学童(小学校内にある)からバス停まで小2の娘一人で歩かせるため、予行演習がてら、弟2人を引き連れての散歩となりました。

このバスには昨年から乗っているのですが、小学校に入学すると同時に押し寄せる「不審者情報」の多さにびっくりし。

念のためと、1kmの距離を、地域ボランティアの方にわざわざ車で送っていただき、バスに乗るまで見送っていただいていました。

やり過ぎだなぁ、と思いつつ、しかし、地域で少し度を越した動物への加害事件も起きており、大事を取っていました。

まず小学生になると親が接する「不審者情報」。

冷静にその内容を見ると、7割がたは不審者というより、単に近所の人があいさつしてくれたり、頭を撫でてくれたり、ただそばを通っただけなのでは?、といった内容だったりします。

『見知らぬ人にはついていかない!』と、学校や家庭で厳しく言われる昨今。

その上、あまり近所の方々と普段接する機会のない子らが、「とにかく知らない人が近づいてきた!」とびっくりして親に言い、結果、警察に通報されてしまっているようです。

これはこれで問題です。

地域の方が見守ってくれるからこそ、親は地域で子供を育てることができるのです。

まずは『近所で人に出会ったらあいさつをする』から始めないと地域の力がそがれてしまいます。地域のネットワークが子供たちを守り、育てます。

その一方で2~3割の情報では、黒づくめ・サングラス・写真を撮る・急に腕をつかむなど怪しい行動をとる人が実際見受けられ、大変心配になります。

ちょうど町内会の班長を仰せつかった今年。

地域の方との交流の大切さを思いつつ、『1kmの冒険』に出る娘を思う父なのです。

写真は桜真っ盛りだった先月末の五稜郭散策の一コマ。撮影者:次男(3)。

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