イクメンの悩み?

先日NHKの「すくすく子育て」という番組で「パパのホンネ」なる回
がありました。ある程度育児を「手伝っている」世のパパたちが出演し、
日ごろの疑問・不満を披露するというものだったのですが、最初の疑問が
、『なぜママは怒るの?』。思わずふきだしそうになりました。せっかく
皿洗いや洗濯をやっても、「ちゃんと洗えてない!」とか「ネットに入れ
ずに洗って!」とか、基本的なことがちゃんとできず小言が降ってくると。
店主もいまだに、干した後の衣類でシャツの腕のところが団子になってい
るってたま~に怒られます(笑)。「頻度は減ってきた!」と言い返して
ますが。

先生方の返答もなかなか。「仕事で上司から注意されたら直すのに、な
んで家事のことで奥さんに注意されても何度も同じことをやるの」「夫婦
二人の時の家事負担を10とすれば、子供が増えるとそれが100に増えます。
仮に新婚当初の倍手伝っても、それ以上にママの負担があることをわかっ
てください。」 男性の方が仕事モードとくつろぎモードを分けがちで、
「家事にそこまで神経使いたくない」と思いがち。家事育児が板について
きた店主もその風潮は抜けません。

それにしても、子供が生まれると「10の家事が100になる」ってどれだ
けの男性が実感できるものでしょうか。かく言う店主。長女が生まれたころ
は仕事仕事でほとんど家事にはノータッチ。朝は6時に出て帰りは終電や会
社に泊まりの時も。家事育児の大変さが身に染みたのは長男が生まれてから
、長女を任されつつ家事も。さらに長男が生後6か月の時に出張で女房が突
然1週間不在に。それまで長男は基本は女房任せだったので、勝手がわから
ずあたふた。そもそも母乳主体だったので、慣れないミルクを飲もうとしな
い長男。結果夜泣きがひどく最初の数日は睡眠不足のまま仕事に(昼間は保
育園でした)。何種類も試した結果、やっと好みのミルクがわかり、かつ寝
かしつけも女房愛読の本を熟読しコツを取得。長男とは「1週間を乗り切っ
た戦友」の気分でした。働くパパの育休時にはママはどっかに旅行に行く、
っていう荒療治も結構効くかもしれません。(産後半年あたりがねらい目?)

一番は「手伝う」でなく一緒に子育てをする「同志」としての労わりと会
話。特に会話が足らない場合が多いですよね。反省反省。

追伸:ちなみに、その後女房の出張期間は、1週間→2週間→4週間と増えて
行き、今夏ついに6週に。これだけ経験を積むと、「1週間いない」と言われ
ても、なんとかなるさの心境です。まぁ、一姫二太郎三太郎ってことで、長
女の奮闘もあるのですが。育児に悩むお父さんがいましたらいつでもご相談
ください(笑)。

コメントは利用できません。

全国発送を承っています

店主の勝手にセレクトセット