思いを背負って

昔話を少々。

店主、高校・大学の7年間水球をやっていました。

最近32年ぶりにオリンピック出場を決めた、あの水球です。
http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20151221-OHT1T50019.html

水中の格闘技とも呼ばれ、審判が見ていないところなら何をしてもよい!?、とも言われる競技(笑)です。

水中でバスケットボールといいますか、ハンドボールをするイメージです。

リオオリンピック中、試合観戦の機会がありましたら、ぜひご注目を。

ラグビーに続け!、です。

さてその水球。

大学の最後のシーズン、4位だか5位になり入れ替え戦に進むことになりました。

引退前に後輩のために、きっちり勝って一部残留を決めたいところ。

でも、もし負けたら…と頭によぎり、試合中はがちがちに。

他のメンバーが奮闘し、僅差で勝利を収めたものの、個人的には反省しきりの内容でした。

試合後喜ぶ後輩マネージャーの姿を見て、「あっ、この子らのために戦えばよかったな」とふと思いました。

人間、自分だけのことを考え、自意識過剰になると他人の目が気になって競技に集中できません(力が出ません)。

日本選手はメンタルが弱い、といったことがよく言われますが、「俺が俺が」の我を貫き通すよりも、「誰かのために」がんばるって方が日本人の性には合っている気がします。

何よりしっかり頑張れます。

小さな自分に籠るでなく、お世話になった人々の思いを背負って戦う姿勢が力になるのかなと今は思います。

それこそ、昨年のワールドカップで大金星を挙げ話題となったラグビー日本代表選手たちは、「日本ラグビーの歴史を変えるんだ!」とたくさんの人たちの思いを背負い戦ったからこそ、あの結果が生まれたのでしょう。

関わった多くの人々の思いを背負う力、を思います。

雪降る冬場、天候があまりに悪いとお客さんが少なく開店休業な日があったりします。

そんな日は、なんともやる気が出なかったりするのですが、そんなことではいけません。

おいしい3年熟成の本格みりんやおいしい日本酒、ワインを心待ちにしているお客さんの顔を思い浮かべ、酒販免許の手続きをさっさとやる!

新たなお客さんの笑顔を胸に、次なる仕掛けに着手する。

これまで関わってくれた方々の期待に応えるため、八百屋としてできることをコツコツと。

思いを背負い、しっかり進んでまいりたいと思います。  店主

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