片耳あるある

(術後、左耳が聞こえなくなってわかったことを少しご紹介)

【①音源の位置がわからない】
右耳しか聞こえないと、向き合って話す分には支障がないものの、病院の待合室で名前を呼ばれても、誰から呼ばれたかわからず困ってキョロキョロ(笑)

※左右の耳に音が届く微妙な時間差で位置を感じとるらしく、片耳だと音の方向がわからず。目覚ましとか暗がりではてんでわからない!

※このせいで「音の厚み」とか「立体感」を感じられない、とかあるのかしらん、とちょっと思ったり。娘が吹奏楽をやっていますが、両耳の時と、片耳の今と、聴いている音楽の質が変わっているかどうかは謎です。(ちょっと興味あり)

 
【②音の取捨選択が下手】
音源を距離で感じ分けることができないため、結果どの音も平等に耳が取ってしまいます。(通常、必要な音とどうでもいい音を無意識に取捨選択している)

あと片耳だけで音を取るので、守備範囲が広がるのでついつい耳が頑張ってしまい、いらん音までとってしまう。

なので、複数の人で会話したり、騒がしい場では会話するのは苦手です。音がかぶってしまって打ち消し合ったり。

聖徳太子なんて絶対無理です! (一度に10人の訴えを聴き分けたとか)

 

【③音の死角がある】
聞こえない耳の方で話されても聞こえが悪い。

私の場合、左耳が聞こえないので、運転中助手席で子どもが何かつぶやいてもまず聞こえない。

「そっちは聞こえへんから、もっと大きい声で言うて!」と子どもには言います(笑)。

聞こえない耳の後ろ側の音は特に聞こえづらく、「音の死角」となります。

※音の方向性がわかりづらく、聞き取りづらい位置があるので、たまに気づかないときがありますが、無視しているわけではありません

 

【④基本聞こえるので…】
基本片耳が聞こえるので、大きな支障はないのです。

が、苦労する部分もあり、ご理解いただければ幸いです。

うるさい場所や、複数の声が飛び交う職場は厳しいでしょうね、きっと。それでいくと、店が繁盛してしまうと大変!!(笑)

(※障碍者認定も受けられないのです)

 

【⑤残りの耳が聞こえなくなったらどないしよー】
片耳で負担がかかって…という話もあり、一抹の不安はあります。

その時はその時。

筆談や身振り手振り、そして読唇術(口の動きで言葉を読む術)でも憶えますかね(笑)。

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