道新で、お米の取り組みを取り上げてもらいました。

 ガスバリで、H22年から取り組んできた、お米『マツマエ』の試験について、
北海道新聞で取り上げてもらいました。。プロの方にまとめてもらうといい感じ
ですね。今年の秋収穫分は、松蔭町のバスクと、棒二デパート地下のChineseDeli花琳
にて、パエリアとチャーハンとして使われる予定です。乞うご期待。

一緒に試作した、「巴まさり」という銘柄米(昭和26年命名。コシヒカリよりも5年も前の
品種!)は、今年のマルシェで販売予定です。昭和の頃、北海道で唯一銘柄指定された
お米です。「なつかしい」と思われた方はぜひお試しください。

以下、道新の記事をそのまま抜粋。

銘柄米「マツマエ」に再び光 函館
(02/21 16:22)

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かつての銘柄米「マツマエ」を使ったパエリヤを試食するガスバリメンバー

【函館】道南のかつての銘柄米「マツマエ」を、地場食材として復活させようと、函館や近郊の料理人らのグループが調理法の研究に取り組んでいる。食味の良い新品種の登場で約20年前にほとんど作付けされなくなったが、調理次第でおいしくなる可能性に着目。パエリヤなどを試作して手応えをつかみ、本年産からメンバーの飲食店などで提供していく考えだ。

取り組んでいるのは、オーナーシェフらの料理研究会「クラブ・ガストロノミー・バリアドス」(通称ガスバリ、深谷宏治代表)。

マツマエは北海道農業試験場(現北海道農業研究センター)が育成し、1970年に命名。粒が大きく、収量が現在主流の銘柄米より2、3割多いのが特徴だ。道によると、ピークの76年には渡島、檜山管内を中心に全道で約1万ヘクタール作付けされたが、「ゆきひかり」などの普及で次第に減った。

復活構想は、ガスバリメンバーで野菜卸を手掛ける北斗市の鈴木辰徳さん(35)が2年前、高齢の農家男性から「昔のコメは今よりたくさんとれた」と聞いたのがきっかけ。白飯では粘りが少なく、あまりおいしくないとされるが、「当時より料理人の技術も向上しており、物語性があって面白い道南の食材になるかもしれない」(深谷代表)と判断。収量が多いことから、農家にとっても利点があると考えた。

国の機関から種もみ300粒を入手して増やし、2011年産でようやく食用分を確保。14日の例会で15人が味や食感を確かめ、「チャーハンは粒の存在感があっていい」「水分を吸いにくいので、炊き方に工夫が必要」などと意見交換した。12年産は北斗市の農業清水千万幸(ちまゆき)さん(50)らの協力で20~30アールで栽培。収穫後、メンバーの店で調理し提供するほか、マツマエを使って日本酒を生産することも決めた。
鈴木さんは「オーナーシェフの店が多い食のまち函館で、料理人が仕掛け、地場の食材を育むことができたら面白い」。清水さんも「小さいころ、周りはみんなマツマエを作っていて、食べた記憶もある。加工するとおいしいと思うので、地域おこしにつながれば」と期待している。(内本智子)

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