商品

野菜の花

道南の誇る名人、松本さんの野菜たち。

函館の隣、七飯は藤城にござる、知る人ぞ知る野菜名人、松本久さん。有機栽培と自然栽培の合いの子のようなその農法で、味わい深い野菜を生み出す、自称「はんかくさい」おじい様。どこら辺が「はんかくさい」かっていうと、地下水をハウス内に引いて、小川を作り、そこにクレソンを自生させ、その川岸にいちじく・きんかん・木を植え、オリーヴも数種植わっている(温度不足で実はつかず…)、天然の甘味料ステビアが木の株元に雑草然と茂っていたりする。そこは正に「自然のジオラマ」。別のハウスでは小池を作り、蛍を離し、結果、地域に蛍を復活させるという偉業も成した方。なかなか普通の人がしない「おばかな」ことをしでかす素敵な人です。
冬のハウスでゆっくりじっくり育ったその春菊は、あくがほとんどなく生で食べると春菊 の香りが口の中で広がり、春菊嫌いな方でも思わず食べてしまうなんともいえない美味しさ。ほうれん草も味わい深く、何年か前に育てたパクチー(香草・コリアンダー)がこぼれ種でハウスの隅に自生していたり。春は、ルッコラやからし菜の花が畑に生い茂り、山椒の白い花まで愛でることができます。紫アスパラもハウスと露地で生え育ち、シェフにとっては宝箱のような、混沌とした豊穣な松本さんの畑。機会があればぜひご覧ください。

小夏

すず辰の春の果実の一番人気。まずはお試しを。

お客さんのお勧めで仕入れると予想以上のおいしさに、口コミで来店される方が続出した「高知の小夏」。薄黄色の皮をりんごの皮むきのようにくるくる剥いて、スマイルカット。実を覆う白い綿ごと食べると、ふんわりとした舌触りと、柔らかい酸味と、あとにくる深みのある甘みに思わずびっくり。畑山ガーデンさんの小夏は特に繊細でおいしいです。きっと想像を超えるおいしさが待っています。ぜひお試しを。

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新潟の茶豆

新潟の枝豆がうまいんです。

黒埼茶豆で有名な、新潟は黒埼地区の鈴木農園(実は店主のいとこ。鈴木の本家になります)から、おいしい枝豆が。6月下旬の「初だるま」に始まって、茶豆と枝豆を掛け合わせてできた品種、「いきなまる」にバトンタッチ。茶豆の風味をほんのりまとい、かつ甘みが強い。なかなかおいしい枝豆です。新潟では、豆の風味を重視し、若取りするので見た目は小粒ですがおいしいですよ。店頭で試食を出しますので、まずは味見してみてください。
品種は、「夏の声」、「湯上り娘」と続き、7月末に「黒埼茶豆」が登場。さらに「ぴかり茶豆」、「肴豆」と続きます。 「だだちゃ豆」 で有名な山形に比べ、県内でほとんど消費してしまうので出回りが少なく認知度は低いですが、新潟の枝豆、おいしいです。

 

京都の名人、長澤さんのなすは夏の名物です。

長澤さんは京都は太秦にて30年ほど前から有機栽培を行っている方。とにかく野菜の味が濃い。夏でいうと、極上の千両なすは、ぐっと身がつまり重たく、火が入るととろっとした食感と旨みで、なかなか値ながらリピーターの方多数。「夏のあの京都のなす」と定番になっています。間違いなく全国トップレベルのなすです。万願寺とうがらしは、名前とは裏腹に辛みはなく、そのまま焼いて食べたり、じゃこと炒めたり、茄子と一緒に揚げびたしにしていただきます。一度食べるとやみつきになる方多し。

 

ミニトマト、好みの味はどちらでしょうか。

夏のミニトマトの一番人気は北海道せたな町のよしもりまきばのもの。深い甘みが特徴で2・3パックまとめて買っていく方も。よしもりまきばさん、名前の通り、肉食用の羊を飼育されており、そちらが本業。飼っている羊たちに仕上げのえさとしてミニトマトを栽培したところ、あまりのおいしさに人気となり販売するようになったもの。7月中旬ころが初入荷で甘さはそこからどんどん深みを増して行きます。
2番人気は、岩見沢の有機栽培農家、ビオファームなかむらさん。トマトの味わいが濃く、その上に甘みが乗ったおいしさ。トマト好きな人にピッタリのミニトマトです。中村さんはおいしい野菜を目指していたら有機栽培に行きついたという元技術屋さん。ぼかし堆肥の配合を毎年変える、研究熱心な方で他の野菜もおいしいです。

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王様しいたけ福田農園

道南の誇るブランド「王様しいたけ」。一食の価値ありです。

北海道七飯の名品、「王様しいたけ」。全国の菌床しいたけの品評会で1位を取り、今では大手百貨店の催事や有名シェフに引っ張りだこ。肉厚でうまみたっぷりのしいたけは、一食の価値ありです。菌床に使うミズナラチップのカットのこだわり。年間15度をキープする横津岳の地下水。菌床をただ殺菌するのでなく、しいたけのごはんを炊くイメージで温度・湿度・圧力を管理する「釜炊き」工程(社長と会長のみの秘伝)など。大きいしいたけを作ろうと試行錯誤し、しいたけが自然界でのびのび成長する姿を研究した結果、おいしさもついてきちゃいました。天ぷらが一番ですが、焼いて醤油をたらすだけでもとにかくおいしい。バターでソテーして、塩コショウというのも簡単でおいしいです。少々焦がすと香りが増すのでお勧めです。

おいしいじゃがいもが食べられることに感謝です。

北海道のじゃがいもは、夏の昼夜の寒暖差が大きいため、昼間に葉でためた糖分が夜間にでんぷんとしていもにたくさんたまるため、ほくほく感が強くおいしいいもができます。 定番の「男爵」は、全国で有名な今金町から。屋台のじゃがバター屋さんは、わざと今金産のダンボールを店先に置き、よい芋を仕入れていることをアピールをするとか。「メークイン」は日本で最初に栽培された厚沢部町から。板坂さんは土づくりにこだわり、味重視の栽培で見た目は少々無骨ですが、味は逸品です。最後の「さやあかね」は幕別町の折笠農場。自然栽培で育ったいもは、味がしみわたりもっちりして、煮物・揚げ物などで真価を発揮。三者三様。3-4月には甘みがぐっと増して、新たなおいしさに。春先は冷蔵必須です。ぜひ食べ比べてお好みを見つけてください。

 

日本一甘いかぼちゃです。

「森のみやこ南瓜」で有名な森町は、駒ヶ岳という火山からの灰が積もり、南瓜栽培に適した土地です。そこで明井(みよい)さんが作るのがくりりん南瓜。太陽の満ち欠けで南瓜の成長リズムを計り、海のミネラルたっぷりに微生物の力を借りて、有機栽培でじっくり育った南瓜は、でんぷん量がたっぷり。熟成を経ると、ホクホクで甘みが強く、栗の風味がしてめちゃくちゃおいしいです。時に糖度20度を越える甘さになる南瓜はおそらく日本一。料理の時は砂糖の使用は控えめにお使い下さい。

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京都の親方、長澤源一さんの野菜は本物です。

京都の有機農家、長澤源一さんの冬のお勧めは「かぶ」。甘いだけでなく、食感が素晴らしく、かぶ本来の旨みがしっかりあり、これぞ「かぶ」って感じの逸品です。なかなかの価格ですが、一度ぜひお試しださい。他にも小松菜、九条ねぎ、水菜がそれぞれに味がしっかりあり、「これが本当の味だったのか!」との発見の喜びがあります。特に水菜は必食、今まで食べた水菜は何だったんだと思うことでしょう。九条ねぎは香りとうまみたっぷりで、葉先は薬味やねぎ焼き(ねぎを具としたお好み焼き)。真ん中あたりは、刻んで豚肉で巻いて焼いたり、八丁味噌で和えてお揚げに入れて炙って、根元はぬたや、鍋物なので。余すとこなくおいしいですよ。

パプリカ

国産の完熟パプリカは肉厚で甘み・旨みたっぷり。

茨城のTedy(テディ)さんから。Tedyは会社名で、林さんという方が立ち上げた農業法人です。国産なので樹上で完熟したものを収穫。これにより肉厚で甘み・旨みたっぷりのパプリカになります。一般には赤・黄・オレンジの順に売れますが、農家さんのお勧めはオレンジ!3色の中で一番甘みが濃厚なんです。生のままサラダで、お肉や魚介と一緒に煮て炒めて、焼いておいしいです。風味がほしい方は赤。あっさり目の黄色はピーマンが苦手な方にも食べやすいと好評です。さてお好みはどの色でしょうか。

 

瀬戸内の島、岩城島からやってきたおいしい果実。

瀬戸内海に浮かぶ、愛媛県の岩城島にあるブルーレモンファームさん。その名の通り、おいしいレモンを栽培されています。レモン以外に季節ごとにおいしい他のかんきつ類も。「紅まどんな」は平成17年生まれのまだまだ新しい果実です。ゼリーのような食感に、口いっぱいに広がる甘い果汁と香りがなんともうれしくなってしまう果実です。皮が薄く、手でむくとほろほろとちぎれてしまうので、スマイルカットしてかぶりつくのがおすすめです。まずはご家族で1個いかがでしょうか。他にも「せたな」や、江戸の安政の頃に生まれたという「安政柑」もおすすめです。

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とっときの加工品たち

平飼たまご。子供のくいつきが全然違います。

北海道森町の美しの森ファームの「彩美健卵」。平飼いで適度に運動し、自家配合のおいしいごはんを食べた健康鶏が生んだ有精卵。黄身の味が違います。正直なめてました。いやー、物が違います。森産のかぼちゃ、函館産の真昆布、蘭越産の小麦、岩内産の魚かすなど厳選されたおいしい餌と適度な運動がおいしい卵を生み出すのですね。(人間もきっと一緒です。基本は、おいしいごはんと適度な運動) 高いですけど食べてみる価値ありです。店主は目からうろこでした。最近は「これ高い卵?」と子供に聞かれる始末。うーん味がわかるのはいいのですが、広い心で食べましょうね、我が子たち。

オクトパスドレッシング

マツコの知らない世界で話題になった葱ドレッシングです。

すず辰で一番人気のドレッシング、「オクトパスドレッシング・葱」。福岡の葱農家・あさくら農園さんが作っている、青ねぎをふんだんに使ったおいしいドレッシングです。元々札幌宮の森にある、フーズバラエティすぎはらの杉原店長さんに教わって、これはうまい、と置いたのが始まりです。賞味期限が3カ月と売り手泣かせの短さで、一度は販売をあきらめましたが、お客さんから復活のお声が出て再チャレンジ。今ではこのドレッシング目当てに来店される方多数。数年前、TV番組「マツコの知らない世界」で取り上げられ、人気が爆発。製造が追いつかないほどの大人気商品に。青ねぎにオリーブオイルやブラックペッパー、そしてにんにくの味と香りがプラスされ、いつものメニューが、とってもイタリアンな一皿に変身。このドレッシングは買いですよ!野菜サラダ、カルパッチョ、蒸し鶏に、とうふと何でもあいます。ぜひだまされたと思ってまずは1本いかがでしょうか。

手軽に美味しいあご(トビウオ)の出汁がとれますよ。

最初この味に出会ったのは、東京時代、たまたま友人といった渋谷の焼酎バー「黒瀬」にて。締めの一品としてそーめんを頼んだところ、びっくりするほどの深い味わいに思わず店主さんに聞くと、「あごだしが効いてるからね」の一言。「あご」とはトビウオのこと。あごが落ちるほどうまいから「あご」。長崎沖で取れる小ぶりなあごのみを炭火でじっくり炙り、余分な脂を落とすとともに旨みと香ばしさを凝縮。昆布や椎茸などの原料を追加して粗挽きのままティーパックに。煮物、お吸い物、鍋、炊込ご飯、お好み焼き、うどん、そばと大活躍。手軽においしい料理が味わえます。

粒マスタード

粒マスタード売れています。

1瓶1,080円という高額ながら、そのおいしさに大変好評いただいている、湯布院の老舗旅館、無量塔(むらた)の
粒マスタード。マスタードの実の粒々の食感に、ぷちっとはじけたときに口に広がるやさしい辛味とその香り。そして料理に乗せたときの洗礼された装い。ちょっとしたお土産にも重宝する素敵なデザイン。お肉やソーセージにちょい乗せ。マヨネーズやドレッシングと一緒に和えても美味です。

ピクル酢

ワンランク上のピクルスが簡単にできるんです。

京都の飯尾醸造さんのお酢シリーズで、すず辰で最初に置いたのがピクルス用のお酢、その名も「ピクル酢」です。ネーミングが気に入り仕入れたのですが、味見してびっくり。かなりおいしいんです。ドライトマトの風味をまといつつ、ベースのお酢がとにかくおいしい。ちゃんと蔵元のことを調べると、有名な老舗の蔵であることが判明。有名な観光地、天橋立の近くにあり、棚田で農薬を使用せずに栽培された契約したお米をぜいたくに使用し、昔ながらの製法でじっくり発酵してできたお酢はまろやかな酸味にほんのり旨みもあり抜群です。カットした野菜をピクル酢につけて、はいできあがり。野菜を食べた後のつけ汁は、オリーブオイルと塩胡椒加えればドレッシングに早変わり。加工品の中では、葱ドレッシングに次ぐ人気商品です。飯尾醸造さんの他の商品もおすすめです。

 

おいしいきのこご飯が食べられます。きのこは6種類も。

お米3合を研いで、白飯と同じ水加減にし、あとはこの乾燥きのことだし汁を入れて炊くだけ。出汁付きなので手間いらず、しかも天日干ししたきのこが6種も入っていてぜいたくです(しいたけ・えのき茸・琥珀茸・舞茸・しめじ・山伏茸)。
何よりおいしいんです。一度試しに買ったお客さんは、数か月に1度は思い出したように購入されます。何とも記憶に残る、おいしいきのこご飯。お好みで他の野菜やお肉を刻んでいっしょに炊いてもおいしいです。お土産に買われる方も多く、秋冬に特に人気の商品です。

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