
去る5/27(金)に、北海道新聞地方情報版「みなみ風」(夕刊)のリレーコラム「立待岬」に載った文章をご紹介し損ねていました。
第1回のはこだてこども食堂の開催を、地元の皆さんにご報告する内容になっています。
ご紹介が遅れた分、普段とは趣向を変えて、記事本文と、元原稿の両方を載せてみます。
私の元原稿を、プロの記者さんがどう手を入れているのか、微妙な違いをお楽しみください。
元原稿は以下の通りです。今回特に「手直し」が多かったです。
タイトル:はこだてこども食堂がスタートしました。
5/19に「はこだてこども食堂~つくってたべよ いっしょにたべよ~」が正式にスタートしました。初回ながら、小5から年少三までの子ども17人、保護者の方5人が集まってくれました。
受付後、手洗いを済ませ、エプロン・三角巾をつけて準備完了。クレープ生地をフライパンに流し入れ、クリームとバナナを載せてクレープを包んだり。鰹節のにおいをかぎ、人生初のかつおぶし削りを体験したり。アスパラガスの根元の皮をむき、食べやすい大きさに切り、ホットプレートで焼いたり。かぶの皮と葉をカットして浅漬けをつけたり。子どもたちが大活躍してくれました。つぎなにやるの?、とどんどんお手伝いを探し、ごはんみそ汁よそって運んで。
食事前、子どもたちに食材をいろんな方にご寄付いただいたことを説明し、心を込めて皆で「いただきます」と唱和しました。元気にもりもり食べて、お代わりする子どもも。残ったご飯でおにぎりもいっしょにつくりました。スタッフも入れて、総勢39人の笑顔が咲いた食卓でした。
1月の立待岬で「こども食堂がやりたいです」と書いてから、多くの方の応援とご協力のおかげでスタートを切ることができました。深く感謝いたします。毎月第3木曜日、本通町会館で続けてまいります。すべての食卓で笑顔が咲くことを願いつつ。
(八百屋すず辰店主)
読んだ時の音感を重視し、かつ話し言葉で書きがちな私の文章を、記者の方ができるだけ簡潔に、正確に読者の方に伝えようと苦労されている様子がうかがえる修正具合です。
ちなみに「話し言葉」と「書き言葉」を改めて認識したのは、この「立待岬」に原稿を書くようになってからでした。普段のブログや店のチラシ(週刊すず辰)では全然意識していませんでした。
何はともあれ、第1回無事終了です。第2回の準備もぼちぼち始めます。
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