八百屋のエッセイ集

「八百屋のエッセイ集」出版しました。

タイトル「主夫で八百屋もおもしろい! 函館発 子育て八百屋すず辰の雑記帳」。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08X1R6Q2N/

「日々の料理が楽しくなる八百屋」として美味しい野菜・果物を販売し、函館で食いしん坊な人が集う八百屋。3児を育てる主夫でもある店主が、店のチラシや地元紙のコラム等に書いたエッセイは好評で、過去9年間に書き溜めたものを編集。

八百屋ネタから子育てネタまで幅広く、八百屋のうんちくだけでなく、子育て世代への応援歌ともいえる冊子です。食いしん坊で子育てに興味ある方にはどストライクなエッセイです。

青果の仲卸の世界を描いたおしごとマンガ「八百森のエリー」との出会いとネタ提供の裏側を書いた章も。巻末の特典クイズに答えると、すず辰のサービスが500円引きで利用できます。

第1章 日々の料理が楽しくなる八百屋
第2章 小売っておもしろい
第3章 主夫になって気づいたこと①
第4章 こども食堂をやってみて
第5章 主夫になって気づいたこと②
第6章 40歳でのびっくりぽん
第7章 八百森のエリーとの出会い
第8章 主夫な八百屋の雑記帳
第9章 八百屋の原点

(「はじめに」より)
『こんにちは、函館の五稜郭公園のすぐ裏で八百屋すず辰を営む、鈴木辰徳と申します。辰年の44歳、0型、おうし座、札幌生まれの関西育ちです。32歳で道南に越して来て、主夫になって早12年、八百屋になってまもなく9年です。

「こんにちは」ではなく、「はじめまして」の方がほとんどでしょうか。この本を手に取っていただき、ありがとうございます。

この本は、八百屋として作成してきたチラシに載せた文章と、北海道新聞の夕刊 道南地域情報版みなみ風のリレーコラム「立待岬」に載せた文章を主に再編集した、八百屋のエッセイ集です。

店のチラシは、店を持つ前の路面販売のころから書き始め、「毎週出す」を自分に課すためにつけた名前が「週刊すず辰」。季節ごとのおすすめの野菜や果物の紹介する「ピックアップ商品」や、子どもの成長やふと気づいたことをつづった「こぼれ話」、そして八百屋として、一人の父親として考えている事柄を少しまじめに、でもできるだけ楽しく書いた「ちょっとまじめな話」の構成。

常連さんの「いつも読んでるわ」「入れるの忘れないでね」「家でファイルしているのよ」とのお声がけを励みに続けてきました。100号記念の時、北海道新聞の記者さんに語った目標が、「2000号まで頑張る」です。やっとこ目標の5分の1達成。このペースですと2000号達成時はおそらく76歳。まずは長生きしないとダメですね。

文章を書くときは、いつもお客さんへ語り掛けるイメージで書いてきました。なので、「書き言葉」でなく「話し言葉」で書いている部分が多いです。店主の話し方がゆっくりなためか、句読点も多い傾向が。お見苦しいところがあるかもしれませんが、その点ご容赦ください。

本来、本にするのなら、八百屋ネタだけを編集した「野菜はこんなに面白い」って本と、子育てネタを主体とした「主夫な八百屋の子育て日記」との分冊で出した方が読む対象の方が絞れてよいのでしょう。が、「鈴木辰徳」を構成するものとして、「八百屋」と「主夫」は、CDのA面とB面のように表裏一体です。それに野菜ネタに興味がある食いしん坊な方にも子育てネタを楽しんでいただきたいですし、子育てネタに興味がある方にも八百屋のうんちくを聞いていただきたく。もちろん「食いしん坊で子育てに興味がある方」にとっては、どちらも楽しく読んでいただけるかと思います。

まだ函館で知る人ぞ知る「なにかおいしく・おもしろい八百屋」でしかありませんので、「子育て」と「八百屋」の合わせ技で勝負させていただけたら幸いです。ちなみに八百屋ネタだけ興味あるという方は、1・2・7・8・9章を、子育てネタだけ興味あるという方は3・4・5・6章をまずはご覧ください。

気楽に読んで、クスッと笑って、ほっこりして、ときに「なるほど~」と知的好奇心をくすぐられ、何ならおいしい野菜が食べたくなる。そんな幸せなひと時を感じてもらえる冊子であれたらと思っています。

巻末の特典クイズにお答えいただくと店のサービスが割引になります。そういう意味では、冊子という形の「すず辰の割引券」でもあります。

まえおきが長くなりました。主夫な八百屋のよもやま話、楽しんでいただければ幸いです。』

面白かったら、ぜひぜひ口コミくださ~い!!

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