
こんなブログを今朝読みました。
「我欲にこだわりすぎると仕事は息詰まる。人から求められることに素直に応じてみるとうまくいく」
http://kasakoblog.exblog.jp/23527335/
いろんな意味で、店主のやりたい店をやっているわけですが、
ありきたりの店では来ていただけないので、いい意味で個性的な店を目指しています。
…
その一方で、「こだわり」すぎてしまってはお客さんを遠ざけてしまう要因になってしまいます。
究極、八百屋としてご来店される皆さんを幸せな気分にしたい、の一点のみなので、その点、柔軟に店として姿勢を見直していきたいと思っています。
~過去の経緯で変えたこと・変えてないこと~
【品揃え】青果小売の先輩の忠告を聞いて、八百屋としての品ぞろえを重視し、産直でなく市場仕入でも最低限の品ぞろえを確保するようにしました。
品ぞろえは永遠の課題で、直近では茨城のパプリカが終わってしまい、12月までどうしようかと思っています。(昨年はたまに地場ものを入れた以外は冬までパプリカは置いていませんでした。)
最近3~4人の方に、「パプリカないんですね」と言われ、輸入以外で探しています。早くしないといけません。
あと、店内用に設置している、「竹かご」。商品じゃないんだ、とがっかりされたお客さんは開店以来だとのべ100人くらいにはなるかなぁと。
売るとなると一番単価が張る商品になる(5000円以上)のと、てことは仕入のお金が大変だということで二の足を踏んできました。
京とうふのように、予約限定で注文を募って、先に注文すればお金の心配もなくなるのでありやなぁと思いつつ動いてきませんでした。「竹かごを売る八百屋」もありでしょうか。
【店の清潔さ】上記先輩に来店いただく度に、「もっと店をきれいにしろ」と言われます。
毎日、掃き掃除をするようになったのですが、ダンボールの整理やそもそもの整理整頓含め、まだまだ行き届いていなかったりします。反省です。
【営業時間】家事育児をする身として、開店当初は平日13~17時だけの開店、といういやはややる気のない営業時間でした。
開店半年で土曜日営業開始。
常連さんに「午前中にやっていると、日によって立ち寄りやすい」と言われ、一念発起? いろいろやりくりし、11時半(一応午前)開店になりました。
こちらは子供の成長と合わせて徐々に改善していきます。
もしくはもっと繁盛店になって人を雇えるようになれば一気に改善の余地もあります。
【店の入りやすさ】個人の店には入るには勇気がいると言われます。間口を広く、と言われますが、物理的にこの夏は扉を取っ払って広く、大きくしています。
一方でもっと店前をにぎわせ、とも言われつつ、さぼりがちなところです。
【語る八百屋】店のチラシ「週刊すず辰」を続けてきた中で、道新の夕刊コラム「立待岬」への執筆依頼が来ました。
素性をいろいろ語ってきた中で、「経歴がおもしろい」ってことで、函館水産高校で野菜の授業をさせていただく機会を得ました。
どちらも楽しくやらせていただきうれしい限りです。
まだまだありそうですが、お客様のお声を聴きつつ、より良い店を目指していきます。
どうぞご要望ありましたら、ご遠慮なくご意見くださいませ。
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