（自分の）誕生日の朝、女房は仕事で早朝に家を出ておらず、いつものように起き、朝ごはんの準備を。

娘（10）が起きたと思ったら、ウジウジなんか泣き言を言いだすので聞いてみると、吹奏楽部で出るコンサート用の衣装を着ていくのか、持って行って着替えるのかどちらかわからんと。

「そんなもん、（学校で）着替えればいいやん！」と言うも、ウジウジな娘。

布団にこもる。。。

 

やっと布団から出てきて朝ごはんを食べたかと思えば、今度は昨日洗面所に置いておいた髪ゴムが一つないと。

ゴムやらヒモは飼いネコがすぐに噛み切ってしまうのでしまっておけ！、といつも言っているので、「そんなところに置いとくからかんのやろ！」とまたもイライラ。

「学校行く前にコンビニで買え！」言うたら、「買い食いになるから怒られるー！」言うし。

「じゃあ、まだ時間あるから今すぐ買って来い（家から徒歩10分くらい）」言うたら、「家に戻りしなに登校する子らに会ったらやだー！」と泣き出す始末。

 

めんどくさくなり、「車で送ればいいん！？」とコンビニまで娘と髪ゴム買いに往復。

「もう絶対買わへんからな！ちゃんとしまうところ決めぇ！」と怒るも、「わかったー」と、事は済んだとケロッとした娘。

で、「行ってきまーす」と出て行ったので、「まったく誕生日の朝からなんで怒らなアカンねん」、と一人思っていたら。

ガチャッと玄関が開き、娘が大きな声で一言。
「父、誕生日おめでとー！」

 

思わずハグして送り出しました。娘に振り回される父なのです。

まったく（笑）。

 

【後日談】この話を先に聞いた友人から「娘さんの式で号泣しそうやな―」と言われたのですが、先日の妹の披露宴で、妹が両親に手紙を読む談に号泣。

思わず、ほろっと来そうになりました。
やはり手紙は反則です（笑）。