特大・京たけのこ、いただきました。

たけのこごはん

3月下旬より、九州の筍が入荷していましたが、ついに孟宗竹の最高峰、「京たけのこ」が入荷します。

4/13(月)にまずは6本。1本1㎏ほどの大物です。最近販売していたのは1本300gあまりだったのでその3倍ほど。1本は味見がてら店主もしっかりと家で味わいます。大きさ、柔らかさ、風味と三拍子そろった、京都の料亭を満足させるその味をぜひぜひ味わってみませんか。

物がよく、かつ大ぶりなので、少々値は張りますが、なかなか食べれるものでもないのでぜひ筍好きな方はこの機会にどうぞ。

5月中旬まではシーズンなので何度かお取り寄せしたいと思っています。若竹煮、木の芽和え、筍ご飯、みそ汁、焼きたけのこなど、せっかくなのでいろいろ試したいと思います。

送り主はオーガニックファーム大八木さん。京たけのこの産地として有名な大原野地区にある、おじい様の代から受け継がれてきた竹林から。
(※京都、西山のすそ野に広がる竹林。京都市西京区大枝塚原から南へ、向日市、長岡京市、大山崎町とつながる乙訓地方の土壌は酸性の赤粘土質。光や空気を通しにくく、上質のたけのこを育てるそうです。)

春の芯止め(親竹をゆすって先端を折る作業。光を竹林の中まで取り入れる大切な作業ですが、折れた先端が頭上から落ちてくるので大変危険。)や、秋のわら敷きと土入れ(竹林の一部の土を一輪車で移動し、筍を収穫する箇所に広げる。かなりの重労働とか。これにより柔らかく風味の強い筍ができるそうです。)など年間通じた手入れにより、おいしいたけのこが生み出されます。

4/13(月)1本1㎏強の特大たけのこが無事届きました。(写真の左2本が京たけのこ、一番右の小さいのが福岡県合馬の通常販売分。順に1.4㎏、1.1㎏、0.35㎏)。

たけのこ

早速1本を届いたその日にゆで、今朝たけのこご飯にして食べました。繊細な食感に、噛みしめるほどに広がる味と香りに「さすが、京都やなぁ」と舌鼓。

たけのこごはん

たけのこごはん

唯一の難点は大きすぎること。ご家庭で食べてもらうには大きいので、結果的に高くなってしまいます。この点は生産者の大八木さんとご相談してみます。

残った下の部分は、本日入荷の京都の厚揚げと一緒に煮物にしたいと思います。

春を感じるごちそう、ぜいたくですね。

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