【360】グータッチで小学生から学ぶ。

週刊すず辰360号より抜粋】

ライオンのグータッチ』という番組があります。

土曜の9:55からの放映で、毎回スポーツに“一生懸命打ち込んでいるのに結果が出せない子供たちのもとを“その道のエキスパート”である有名アスリートや著名人が訪れ、徹底的にサポート!夢を追いかける全ての子供たちの成長を見守る応援ドキュメントバラエティ”です。(番組HPより)。

だいたい3~4週に渡って少年少女たちの成長が描かれます。

 

先日は、地域の大会で優勝を目指す小学生バレーボールチームを元日本代表選手である、大石加奈さんがコーチとしてサポートしていました。

当初のチームは、声掛けもなく、仲間がミスしても押し黙り、上手くいかなくなるとエースが投げやりになって、それがチーム全体に波及して、最後は試合を投げ出してしまうような状態でした。

大山さんが「声掛け」の大切さを説いても、最初、子どもらはなかなか実践できません。声かけもなく、逆にミスをした後輩の子らを攻めてしまう小6の子ら。

練習後、大山さんは子どもらを集め、自らの高校時代の経験を話します。高3の最初の大会で、優勝できず、キャプテンだった大山さんは悔しくて、試合後泣いてしまいました。そこで、当時のチームメイトだった荒木絵里香さん(現役の全日本選手)が「いつまで泣いてるんだよ!キャプテンだろ!!」と叱責され、二人はケンカに。しかし、思いのたけを言い合うことで逆に二人はその後信愛し合える親友に。

「声をかけること、思っていることを言い合うこと」が大事だと深くわかった子どもらはここから変わっていきます。自主的にミーティングを行い、そして、仲間をサポートすること、そのためにも声かけしてチーム全体で盛り上げていくことを実践していきます。

 

最後の大会、準決勝で優勝候補チームと対戦する子どもら。これまでの練習で心を鍛えてきた子どもら、途中ミスが続いても、皆で声かけをして踏ん張ります。投げ出しがちだったエースの子も、サーブで狙われてもくじけず、仲間に励まされ、立ち向かい反撃のアタック。

スタート時の子どもらを思うと、本当に見違えるような戦いぶりでした。バレーには流れがあるとよく言われますが、ミスが混んで劣勢の時に、どう立て直すのか、そこは精神面が大きいんだなと見ていて感じました。

なんか人生もいっしょ。くじけず前を向いて自分を信じて仲間を信じて、ファイト!

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